工藤夕貴はすごい?


 今回は映画の話.皆さんはもうすぐ日本でも公開になる,"Snow Falling on Cedars"という映画を知っていますか?邦題はたしか,『アカシア杉に降る雪』やったと思います.その映画には,なんと工藤夕貴が出演しているのです.それも準主役っぽいでかい扱いで.

 もちろん,これはハリウッド映画だから,せりふは全部英語です.この話は,第2次世界大戦中とその後を描いた作品で,場所はアメリカワシントン州,シアトルの近郊ではないかと思います.そこに住んでいた日本人と,それを迫害するアメリカ人.戦争が始まるにつれ,日本人たちは強制的に移住させられるわけですが,そのなかで,ひそかに芽生えた若い2人の恋を主題にしています.

 内容は,これから公開ということで,あまり書きませんが,まぁ,僕的にはまったく面白くなかったです.退屈以外の何物でもなかった.

 今回書きたいのは,なにも映画の批評ではなくって,ずばり工藤夕貴の英語力です.映画のなかで,工藤夕貴が英語をしゃべっているわけですが,僕が聞いている限り,ネイティブと何ら遜色のない発音でした.これには脱帽でした.日本で,ボーっとしたイメージしかなかったもんで,かなりの驚きでした.いつから英語の特訓をしたのかは知りませんが,少なくとも大人になってから英語を勉強しても,発音だけはどうしても超えられない壁があるもんですが,彼女の場合,ほぼ完璧でした.

 本人とは,もちろん面識がないので,性格は知りませんが,少なくとも,自分の目標である,ハリウッド映画に出演し,英語をほぼ完璧に話し,やり遂げている姿は立派でした.僕のタイプではありませんが・・・

 日本では,映画を見るのもべらぼうに高いですが(アメリカでは500円ほど),これを読んで興味を持たれた人は,ご覧になってはいかがでしょうか?先にも述べたように,内容については責任を持ちません.退屈はいやだという人は,007の方がいいでしょう.あれは,見ているだけで笑えます.

 アメリカで,いろいろ映画を見れてよかったです.安いもんね.まだこっちで公開していないっていう優越感(?)もあるし.

 



This page is created by Junro, 2000.